首都圏直下か南海トラフの「大地震」と中国の台湾侵攻による日本も巻き込まれる「米中戦争」、
どちらが先に起こるのか・・・・・・?
答えは至ってシンプルである。
日本で「大地震」が発生し、その後、一年以内に日本も必ず巻き込まれる中国の台湾侵攻による「米中戦争」が起きる。
理由は、いたって簡単。
中国の習近平国家主席の3期目となる5年の任期が2027年。
習氏は、当然、それまでにコロナ政策の不評や経済成長の減速による失策を取り戻
すため、実績を上げて終身政権と中華による世界制覇を狙っている。
そして、何より国民に対する最大の実績アピールは、すでに党大会で「必ず実現する」と宣言している
台湾侵攻による「中華統一(武力の行使を放棄せず)」である。
そして、侵攻する限りは、100%成功する戦略を立て、100%成功する確率でないと絶対侵攻には踏み切らない。台湾侵攻にはアメリカや日本が出てくる以上、勝てない戦争=失脚=戦争犯罪人として処刑…という道は絶対選択しない。
本年1月9日、アメリカのシンクタンクCSISが、2026年・・・・・・
中国が台湾に武力侵攻した場合の米中戦争のシミュレーションを公表した。
抜粋すると、
●米軍の損失、航空機168~372機、空母2隻、主要戦艦7~20隻、兵士約3200人死亡
●日本の損失、航空機100機以上、戦艦26隻、自衛隊員ほぼ大半死亡
原因は、初戦に叩かれる全国の在日米軍基地への攻撃に使用する短中距離ミサイル(地上発射型射程5500㎞)の数の差である。
中国軍の保有数1900発に対して米軍は0だからである。
(※ロシアとの全廃条約により。失効後開発しているが配備には至らず。※米軍は、石垣島にミサイル部隊の配置を急ぐ。
日本も、ここ5年間で防衛費GNP2%に増額と指針は出しても、実際の増額とそれからの防衛ミサイルシステムの構築では10年もかかることは明白)
しかし、これだけの大損害が出ても、シミュレーション結果は、中国軍を台湾から追い出し中国軍が負けるとの公表である。
当然、これはアメリカ側の抑止効果も狙ったプロパガンダであり、中国軍も独自にこのシミュレーションを繰り返していると思われるし、この台湾侵攻のシミュレーションには、北朝鮮、ロシアの介入、それに対抗する韓国の参戦など第三次世界大戦への発展は含まれていない。
ただ、米中とも現軍事力の比較や戦略シミュレーションを繰り返し、
特にアメリカは、ウクライナへの軍事支援で兵器在庫と製造が追い付かず、
恐らく、今、対戦したら五分五分・・・・というのが、本音であろう。
であれば、現時点では、互いにリスクがありすぎ「中国の台湾侵攻はない!」と断言できるであろう。
では、「中国の台湾侵攻」の宣戦布告日は、いつか?
このパワーバランスを著しく欠き、中国が有利になったタイミングということになる。
それが、今から話す… 実際に起きる戦慄のシナリオ… である。
◎次回「戦慄のシナリオ」本文の公開